シャンプーを正しい方法で行なうと、頭皮環境が良くなり抜け毛が少なります。よって、薄毛になるリスクを減らす事に繋がります。
まずはじめにシャンプーとは
シャンプーの語源はヒンドゥー語で「頭皮を押す・揉む」という意味があり、健康法の1つとして行われていたようです。
シャンプーは夜したほうが良い
・夜シャンプーをすると
自律神経には交感神経と副交感神経があります。昼間活動している時は交感神経が働いていますが、夜には副交感神経が優位になり成長ホルモンが分泌されます。
夜10時~深夜2時の間に多く分泌される成長ホルモン。この成長ホルモンこそが髪の成長には必要不可欠なのです!副交感神経は、仕事中など活動している状態だとうまく働くことができません。なので、夜のシャンプーでリラックスする事により、交感神経は副交感神経へとスイッチを切り変えるのです。
・朝シャンプーの場合
人は寝ている間に大量に汗をかくため、朝は毛穴が開いています。そのため毛穴にシャンプーが残りやすくなり、頭皮トラブルが起きやすくなります。
毎日シャンプーをしたほうが良い
頭皮トラブルがない限り、基本的にシャンプーは頭皮を清潔に保つために毎日するものだと思ってください。頭皮が汚れたままの状態でいると、毛穴から出た脂質は過酸化脂質に変わり頭皮湿疹やフケ・痒みの原因となります。さらには薄毛の原因となる可能性があるからです。
ここからが実践編!シャンプーの5つのポイント!
①シャワーで(頭皮・髪)の汚れをよく洗い流す!
頭皮に約2分間シャワー(38℃位のお湯)を当てながら濯ぐだけで、7~8割程度の汚れが落ちるという結果があります。そしてシャンプーを付けた時の泡立ちもよくなり、洗い易くなります。
②シャンプーは手で泡立ててから!
シャンプーの原液を直接頭皮に付けると刺激が強く、すすぎ残しになりやすい為、薄毛の原因になる可能性があるからです。
③マッサージをするように洗う!
・擦るような洗い方だと表面の汚れを落とす事ができても、毛穴に詰まった汚れまでは落とすことができませんが、しっかり泡立った状態で頭皮を押したり揉んだりすることで、毛穴が開いたり閉じたりするため毛穴の中までキレイに洗うことができるのです。
・マッサージをしながら洗うと擦るような洗い方と比べ、抜け毛が3分の1に減少した!という結果があります。
シャンプー中の抜け毛を最小限に留め、大事な産毛を太くて強い髪へと成長させましょう!!
・血行が良くなると毛根にも多くの栄養が届くため、育毛効果が期待できます。
・物足りなさを感じても爪で擦らない様にしましょう!頭皮に傷だらけになってしまいます。ヘアカラー時のピリピリする原因にもなります。
④泡立ちの悪い時は2シャン!!
泡立ちの悪いまま頑張ってシャンプーしても汚れを落とす事が出来ません。こういう場合は一度流して再度泡立てて洗ってください。これを業界用語で、2シャン(ツーシャン)と言います。
⑤泡をしっかりと地肌から流す!
特に生え際は、すすぎ残しし易い箇所ですので、十分注意しながら流してください。
以上、正しいシャンプーの方法でした。